M型ライカの高画素機「ライカM10-R」を買いにくい理由ならある
※ 「買わない理由」を挙げるような内容はあまり面白くないのですが、ここでは現行ライカM10シリーズへの不満点や改善希望点をメモするていでやってみましょう。
ライカM10-Rという最新M型ライカのデジカメがもうすぐ発表されるようです。ソースは海外ウワサ情報(笑) まあ軒下さんがリーク画像つきで出すくらいなのでほぼ事実でしょう。
近日中に発表されるライカM10-Rの製品版画像。#噂 pic.twitter.com/o6loyQ8VyP
— 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) June 26, 2020
なんと4000万画素もの画素数となるようですが、ビゾフレックスは発表されるのかな?
現行製品の名前としての ビゾフレックスは外付けの電子ビューファインダー=EVFを指します。M10シリーズには「Typ020」というものが適合します。以下の写真のもの。まるで第一次大戦中の戦車みたいな風貌。
ご覧の通り装着するとたちどころにもっさくなるアイテム。ただしこれ、どうにも被写界深度が浅くてかなわん大口径レンズを使うとか、あるいは接写リングを使用するとか、はたまたスーパータクマーだのヤシカコンタックスだのといった距離計連動しないレンズを使う際にすこぶるお役立ちなのです。
ただし噂されている新機種ライカM10-Rというのは4000万画素の高画素機。ピント合わせが難しいレンジファインダーでその高画素です。ビゾフレックスあった方が良いに決まっているのですが、肝心の現行品である「Typ020」というのが今どき240万ドットしかないのです。しかも価格が7万円
現在2400万画素のライカM10-Pにて使用していますが「無いよりマシ」ではあるものの、他社のミラーレスはおろか同じライカのミラーレスと比較してもその解像度は見劣りします。しすぎています。EVFをどうにかしないことにはM型ライカでは高画素はちょっと怖いかな。そして電力消費などの面でおそらく、単純に高画素にすれば良いというものではないでしょうから、きっと当代ライカM10シリーズでの改善は見込めないんじゃないかなあ。
その他にもUSB充電ができない、4K動画撮影ができないなどなど、M型ライカ以外のデジカメで考えたら今どきちょっと許容しにくい仕様というのがありますので、私はここはスルーしておきたいなと思っております。もとより購入費用のあてがありませんけどもね(笑)さあてフルモデルチェンジのライカM11は再来年くらいでしょうかね?
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